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オリエンテーリング in 朝霧高原 読図講習 [ロゲイニング]

ロゲイニング in 朝霧高原へ行ってきました。
この大会も第6回を数えるそうです。
私は今回3回目の参加です。
半分出席です。

読図講習会の講師がRさんというトップレーサーですごい人だったので
初めて前泊して講習を聞きました。
講習の内容は

縮尺
時北線
地図記号
等高線
実地講習
でした。

12:00受付
13:00はじめまして
13:30~読図講習会
でしたが、渋滞がひどく14:00近くに合流しました。

昨年参加したトレラン仲間は、
「Rさんは競技開始前に見かけたけれどピリピリと緊張感があってとても話しかける雰囲気ではなかった」と言っていました。
読図講習会のある視聴覚室に入る時は、講師はどの入り口に近いところにいるか計算しながら、部屋の隅からそっと入り、遅刻のお詫びとともに参加しました。

私のドキドキを察してくださったのか、その前に部屋に入ったチームメンバーがうまくご機嫌をとってくれたのか、はたまた元は朗らかなかただけどレース直前は緊張感があるというだけなのか、とても親切に接してくれました。
初めに名前は名乗ったのですが、バックグラウンドのフィールドなどを質問されて、テキトーに「トレイルランニングをやっています」と答えてしまいました。
そんなにやって無いのにね。

そこで中断していたとおぼしき講習が再開されました。
まず、立体地図を床に置いて平面地図との比較をしていました。
立体地図の高低差を等高線で表して平面図にします。

縮尺
縮尺は国土地理院や翌日にあるロゲイニングin 朝霧高原は1:25000(二万五千分の一)の地図を使用していて、地図の1cmが実際の250mを表します。
等高線は10m毎に線を引いていて、5本おきに太線で数えやすいようになっています。


磁北線
コンパスのN極が指す方向は地図の真上ではありません。
地球の自転の傾きにより日本の本州では約7°左に傾いています。
ロゲイニング用の地図では予め水色の線が引いてありますが、引いていない場合は
線引き用の型を厚紙などで作っておきます。

直角三角形の長辺10cm、短辺1.23cmの厚紙を作っておき、地図に書き込むのです。
また、翌日のロゲイニング用の地図は磁北線が4cm毎に引かれており、これらの間が1kmであることで、分かりやすくしてくれているそうです。

地図記号
ロゲイニングでまず必要な地図記号は道の種類、立ち入り禁止区域、民家などです。
それ以外にも杉林なら針葉樹、牧草なら畑、これらの境界には植生界記号があり
覚えておいて損はないです。
国土地理院がこども向けに地図記号を解説しています。
http://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h14kigou-itiran.htm


等高線
等高線が輪になっているところはピークです。

谷と尾根
・ピークへ向かって等高線の曲線が弧を描いているときは谷
・ピークから低いとこへに向かって等高線の曲線が弧を描いているときは尾根

その他に読み取れる情報
・尾根と尾根の間を鞍部、
・等高線の間隔が狭い場合は傾斜がきつい
・等高線の間隔が広い場合は傾斜がなだらか

机上実技
山の横からの図を平面地図風に書き直す。
見本をTOREKNAOのあの方が見せてくれました。絵が上手でした。
それからロゲ用の地図を使って自分ならどういうルート取りをするかというのをチームで考えます。
自分たちではなるべくアップダウンの無いように考えてみたのですが、迷わず確実にポイントを取るには確実に見つけることのできるピークでまず自分の位置を決めてからポイントを探しに行く方法を学びました。


実地講習
実地講習の前に
歩測のしかたを教えてくれた。
右と左で1歩と数え
50歩あるくとだいたい100mです。

実際施設の外へ出て地図の谷と尾根を地図と見比べました。
残念ならがここでタイムアップ。
もっと色々お話を聞きたかったですが、遅れてしまったので仕方ありません。
これでもかなり勉強になりますね。
また、機会があればこのような読図講習会に出たいと思いました。


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