自分が情けない

昨日電車にのっていると３人隣の人が突然倒れました。
「おにぃさんだいじょうぶ？」とあわてて声かけして意識を確認をしました。

そのとき私より遠くにいた年配の男性が、私も含め人々を押しのけ、倒れた人を抱き起こし
「オイ大丈夫か？」と声かけをはじめました。

幸い倒れた方はすぐに意識が回復し、「私は倒れたのですか？」などと会話を始めました。
年配の男性は「あんた今倒れたんだよ。降りる駅はどこだ？まだ、顔色も良くないよ。救急車呼ぶか？あんたが希望するなら呼んでやるよ。あんたの命だから、慎重に考えたほうが良いけど、救急車を呼んでほしくないならそういってくれ」
などとやり取りしてました。

結局自分は声かけ１回のみでただの傍観者となってしまいました。
このおじさんの行動は人として正しくすばらしいものですね。
見習いたいです。

私が躊躇した理由は、倒れた人をすぐ抱き起こしてよかったっけ？などと雑念が入ったためです。
たしかに、おじさんの行動をさらに良いものにすることは出来たのかもしれませんですが、
きちんと行動ができたかどうかの方がずっと重要だと思います。

日本にも「よきサマリア人」法の日本版があります。
人を助けるためにとった行動は、すべて正当です。
なのに勇気が出ない自分は情けないです。

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