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第3回上野原トレイルレース [トレイルランニング]

2012私の夏休み3

2012年の夏休み最終日である9月9日、NESチャンピオンシップ 2012第3戦 上野原トレイルレース大会へ出場しました。


出走者:802名/完走者:460名/完走率:57.4%
男子:出走:749名/完走:427名/完走率:57.0%
女子:出走:53名/完走;:33名/完走率:62.3%
年代別23位女子総合33位・・・あ、やっぱりビリでした(汗)
うっすら予感はしていました(笑)

今回のレースで新調したもの
ロード率が高いレース用に、サロモン XA3D ULTRA 2を購入
富士山でシェイクダウンして出場。


NES主催のシリーズは上級者向けでハードと言われており、私にとっては出場すること自体挑戦でした。
会場入りまでの疲労を最小限に留めるべく上野原ルートインに前泊し、当日5:30に受付会場へ入ります。

天気は快晴、すっかり朝の匂いは9月でしたが、今日も暑くなりそうです。
水は多めの1.5l+コカコーラビタミンガード500mlの合計2リットルを準備。
レーションに塩飴、梅ぼしさん、トレイルミックスはカキピーとイカ天(友人のお土産)
、オニギリ2個、ハニースティンガー・ワッフル、アミノバイタルプロ(パウダー)


「梅ぼしさん」とは

http://muso.co.jp/journal/2012/04/%E3%82%A6%E3%83%A1%E3%82%B1%E3%83%B3%E6%A2%85%E3%81%BC%E3%81%97%E3%81%95%E3%82%93%EF%BD%A5%E5%9B%BD%E7%94%A3%E3%81%97%E3%81%9D%E6%A2%85%E5%B9%B2%E3%81%97100%EF%BC%85%EF%BC%91%EF%BC%96%EF%BD%87/


スタート~第一関門
過去の大会を綴ったBlogなどで研究し、私の実力だとタイムを狙うなんて無理。特に登りの連続で前半で力尽きる可能性が濃厚なので、とにかく登りの筋力温存。ただし、周りの流に逆らわない程度で、ギリギリ関門を通るペースにします。そして完走率が50%前後であることを加味し、スタートゲートの列中盤に入り込みスタートを待ちます。

ロードを2kmほど走るとすぐに林道、そして登山道になり、いきなりのシングルトレイルで渋滞。標高は低いですが横に川が流れており少し涼しさを感じます。20分ほど待ったかな。

暫くは黒土の少し湿り気はあるが、それほど滑ることは無いです。
無い、、、
無い?

私の前の人は沢山コケていた。よく見るとロード用の靴を履いていました。リュックサックも綿で出来たウエストやチェストにベルトの無いタイプ。
上野原でも私のように装備に頼りすぎの人間に目を覚ませ!と言っているような人がいるんですね。。。ちょっと感動です。
しかしその彼は2メートル位滑落してしまい、「大丈夫ですか!?」と大きな声を出してしまった。でも、逆にそれが恥ずかしかったのか、顔を伏せてもとの登山道に戻っていきました。
恥ずかしい思いをさせてしまったかな?ごめんなさい ><;。
ひょっとしたらこの件で体の動きが硬くなってしまったのか、下りでコケまくるロードシューズさん。でも流石にもう声をかけることはできません。

その後もう一度大きく転んでいましたが、すぐに起き上がっていたので放っておきます。(笑)

第一関門(1:59:37)

まだ前半なのに足が疲れました。この先が長いし関門も厳しいので給水、給食。5分以内で出発します。

気温も高く汗もかなりかいたので塩飴をなめながら激坂をくだっていると

グキッ

激しくやってしまった。右足首をひねりました。「わー」とか「きゃー」とか喚きながら復活を待ちます。足を付く角度が一方向だけ痛いですが、とりあえず走っても問題なさそうなので、先を急ぎます。しかし、今度は左足ふくらはぎがつってしまいました。またもや「ひゃ~」などと言いながら、トレイル脇によけて親指をひっぱります。
その間、ベージュのTシャツを着たおしゃれ女子に「大丈夫ですか?」と声をかけられました。めっちゃ可愛い女の子でした。やさしい言葉をかけてくれたから2割増しです。

雛鶴峠

係りの人のナンバーチェックを受けて
ペットボトル1本とキュウリ半分を貰います。キュウリ美味しい♪
ここは、リタイヤポイントで一瞬リタイヤの人と間違われてしまいました。紛らわしくてごめんなさい。
ここで、先ほどのベージュのTシャツの女子を発見!「さっきは有難う!復活したよ!」と声をかけたら、とても爽やかに「それは良かったです」などと返していただきました。素敵な女の子です。お名前だけでも聞いておけばよかったなぁ~。

あーでも時間が無いので急いで先をすすみます
ここは距離も長いですが、とにかく暑くて水をガンガン消費します。
そして、ハイドレの水がなくなってしまい、ペットボトルの水も半分以下になってしまいました。
水が無くなったおしまいです。水をもたせるために、走りを遅くせざる得なくなりました。

第二関門 5km手前
係りの人に「第二関門あと30分くらいで閉まりますよ~」
と声をかけられ、絶体絶命!?でも、声をかけられるってことはひょっとして頑張れば間に合うって事ではないかしら?と無駄に前向きなB型を発揮して猛ダッシュします。

・・・が、上り坂は全くもって走れません。焦る気持ちを抑えつつ、諦めずにとにかく進みます。

第二関門 3km手前
係りの人に「頑張れば間に合うぞ~」と言われ「まじっすか!?」などと気を良くしてとにかくダッシュしまくり、

第二関門 2km手前
下り坂トレイルに入りもう、ひたすら走る走る。自分でも「なんだ、やれば出来るんジャン」と思ってしまうほど走ります。

第二関門 1km手前
同じくらいのペースで前を行く人が私を避けるために立ち止まってしまった。
ダメだよ、立ち止まらなければ関門行けるのに!思わず声をかけます。
「第二関門行きましょう!」
余計なお世話なんですけどね。なんか勿体無いじゃないですか、その人ツライだろうけど、もうちょっと走れそうな感じだったんですよ。

で、そこからはその方と一緒にとにかくトレイルを下ります。

第二関門。(6:54:59)
関門四分前!というコールとともに通過。
先ほど声をかけさせてもらった男性にお疲れ様!と言いちょっとした達成感を味わいます。
おわんの水2杯をまず飲んで
バナナを食べ、
急いでハイドレに水を入れ
もう一度おわんの水を1杯飲んですぐに出発します。

リュックを背負いながら内心焦って出発すると、
オールスポーツさんが手を振りながら撮影している!!!!
めっちゃ焦った顔から急に満面の笑みに切り替える。
(オールスポーツさんのサイトを見たら、バッチリこの切替の様子が確認できます。)

無理にでも笑顔を作ったせいか、気持ちも前向きになりちょっとリラックス。
ここからは緩いアスファルトの上り坂が次の関門まで続くので、作戦を考えます。
次の関門は5km先で1時間後。
時速5~6kmで歩けば次の関門には間に合います。
アスファルトの登りはひたすら歩いて、疲労困憊の足を復活させ、第三関門からゴールを走った方が最終的には速く進めそう。

「デューク更家さんかいっ」てほどの筋肉シェイクを入れた歩きで登っていきます。
2ヶ所ほど小さな下りがあったのでそこは頑張って走ります。

第三関門。(記録無し)
ここはトラップがあります。
なんと関門の手前にエイドがあり、こっちにつられて長居すると足きりにあってしまいます。

7分前に到着しましたが
水とバナナとレモンを貰い
4分前に関門を通過。ゴールを目指します。

ここからは、スタート直後~第一関門までのトレイルを逆方向に進みます。
上野原のレースが素敵なのは、ここにもバッチリ上り坂が用意されているところです[あせあせ(飛び散る汗)]
でも、スタート後の元気なときに登りの程度が確認できるので心の準備はバッチリ。
ひたすら進むのみです。

最後は河川脇のロードを2kmほど進みますが、足が重たい!
走っているんだか、いないんだか分からない感じで、気分だけはしります。

ゴール(9:49:33)
橋の手前がゴールです。
やった~。ウソみたいです。ゴールできちゃった。
あれだけギリギリのレース展開だったのに、うまいことゴールしちゃいました。
私はノロいくせに策略でなんとかゴールしました。

ゴール後は完走賞を貰って、うどんを貰って、預けた荷物をもらいます。
その後、ハムストリングスをストレッチしながらうどんをほうばり、
さらに、カキ氷も食べて、最終の秋山温泉行きバスに乗り込みます。
バスの中で靴と靴下を脱いで、ビオレさらさらシートで物凄ーく汚くなってしまった足を綺麗に拭きます。

秋山温泉

とっても綺麗な温泉で、プールも付いています。
来年もこのレースに参加するなら、アイシングとストレッチを兼ねてプールで遊ぶのもいいですね。

そして、上野原行きの送迎バスにのり帰路につきました。

苦しいけど楽しかったレースでした。
え?来年?うーん。なんかドMって言われそうなのでやめておこうかな・・・

これでお・し・ま・い。


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